華厳滝エレベーターとは

絶景のローケションに出会う

奥日光に潜むこの和の建築物が『華厳滝エレベーター』である。1930年にエレベーターが設置され、多くの観光客が訪れています。
『華厳滝エレベーター』に乗ると滝を真正面から見ることができ四季折々に変化する絶景のローケションに出会えます。

水しぶきを上げながら滝壺へと水が落ちるダイナミックな様子や岩肌の迫力、華厳の滝周囲に流れる「十二滝」の美しさなどを間近で見られる絶景ポイントへご案内。いわずと知れたパワースポットでもあり、自然が生み出す神秘的な姿は、まるで別世界に足を踏み入れたような体感です。

大量に舞い上がる水しぶきは、太陽の光が差し込むと虹がかかり晴れた日の早朝には、光を浴びてより美しい姿を見せてくれる。水しぶきの虹を描いて滝壺に吸い込まれるさまは壮麗の一語につきる。
マイナスイオンもたっぷりで、爽快な気分になり、また必ず訪れたい場所です。
華厳滝
観瀑台の右手には、多角形の巨大な「柱状節理」を見ることができ自然が創り出した華麗な造形美に驚くべき場所だと実感する。

エレベーターを利用しないと出会えない間近で見ることができる華厳滝は実に壮大。
旅の思い出と共に撮る迫力満点の写真はあなたにとって最高の思い出の一枚になることでしょう。

柱状節理

華厳滝を間近に望む

1930年(昭和5年)開業の当エレベーターは、圧倒的な迫力で流れ落ちる華厳の滝を鑑賞するため滝壺とほぼ同じ高さにある観瀑台まで岩盤の中を100メートル下る。
所要時間は約1分間で地下通路に到着。 真夏でも15度と涼しい空間を抜けると3階の観瀑台、華厳滝と滝壺、そこから続く渓谷、険しい岩壁が出現する。
そこには華厳滝が間近に見え爆音と共に水しぶきが弾ける豪快な姿を見ることができます。
昭和5年(1930年)~昭和43年(1968年)まで初代のエレベーターが使用されました。
昭和43年(1968年)より平成19年(2007年)まで2代目のエレベーターが使用されました。現在のエレベーターは3代目となりコンピューター制御により、安全性と快適性が向上しています。

エレベーター内にあるエンブレムは初代エレベーターの物を使用しており日本でも残っておらず貴重なものです。

エレベーター内
昇降行程 100メートル
所要時間 1分間
定  員 30人
機  種 オーチス